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もう少しだけ待って 番外編

ひるなかの流星【もう少しだけ待って  番外編】
ゆゆかたちとのWデートで、馬村とすずめが席を外す。その時…何があったのか(笑)



「馬村?怒ったの?」
どうやらナンパされていたらしいとすずめが驚いていると、不機嫌なことを隠そうともせずにジッと見つめてくる顔があった。
「ちょっと来い…」
馬村、ご飯は…?などと聞ける雰囲気ではなく、ゆゆかたちに、手でごめんとジェスチャーすると引きづられるように着いて行く。


馬村に連れて行かれたのは、階段の踊り場で、踊り場の奥には男子トイレがあった。
「ま、馬村…?」
すずめが聞くと、馬村は、すずめを逃さないように壁側に立たせ、その両側を手で塞いだ。
「俺な…おまえのことに限り、独占欲強いから」
「え…?」
「触られんなよ…マジで、こことか」
「うひゃあっ、ちょ…こんなとこで何すんの!?」
スカートを捲り太ももの内側を触られて、驚いて抵抗を試みるものの、強い力で押さえられ全く動かせない。
それでもすずめは、馬村のことを怖いとは思わなかった。
すずめに触れる手はいつもどおり優しかったから。
「そんな…とこ、触るの…馬村だけじゃん…」
「あの男にアイス買ってもらってたら、こういうことされてたかもしれないだろ」
自分で言ったことに怒りがこみ上げてきたのか、太ももを触る手がますます際どいラインに伸びていく。
「あっ…ん、はぁ…ダメ、だよ」
「なんで?濡れてるけど?」
下着の隙間から手を入れられ、指で擦られると、1度快感を覚えた身体は素直に反応する。
「でもっ、はぁ…こんな、とこで」

(猫田の言うとおりだな…俺なんて、こういうことしか考えてねぇ)

指を擦るように何度も動かすと、クチュクチュと音が響き、馬村の手を濡らしていく。
「あっ…ん、もぅ、おねがっ…」
すずめはもっと強い刺激が欲しくて、腰を揺らしてしまう。
「なぁ、こういうスカート…他の男の前で履くなって言ったよな」
「だって…馬村も、あっ…ふぁ…」
「俺も…なに?」
「馬村も、好きなのかなって…あぁ…ん」
すずめはもう立っていられなくなり、馬村の首にしがみつく。
「ま…むら…、もぅっ…はぁ」

〝男はみんなこういうの好きなんだよ〝

(俺がそう言ったから?)


先ほどとは打って変わったように機嫌を直した馬村は、すでに限界を越えてその場にへたり込みそうなすずめに囁く。
「イかせてやるから、声…押さえろよ…」
指を中にゆっくりと沈めると、内壁が絡みつくようにうごめく。
グチュグチュと音を立て、抜き差しを繰り返す。
「はぁ…っ、声…我慢っ…できな…っ」
「じゃあ、こうするか」
馬村はすずめに深く口付けし、更に指を激しく動かしていく。
「んっ…ん…」
内壁をかき回すようにぐるりと動かし、
指を増やし、1番奥のすずめの感じる箇所を何度も突くと、大きく身体が跳ねた。
「んーっ、んっ…はぁ、はぁ」



なかなか帰ってこないすずめたちを待ちながら、ゆゆかたちは、先に食事を済ませると、土牛がトイレと言って席を立った。

(あれ…こんなとこに居たんだ)
土牛はそう思い、声を掛けようとして思いとどまる。
10メートル程度離れてはいたけど、2人が何をしているのかに気がついてしまったから。

(すずめちゃんも、大変だな…。まぁお預けくらってる俺としては、羨ましい限りだけど)

2人から見えないように、そっとトイレに入り、出るときも細心の注意を払わなければならなかった。



fin

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もう少しだけ待って

ひるなかの流星【もう少しだけ待って】
馬村とすずめ、土牛とゆゆか4人でのWデートのお話。


今日は朝から、雪がパラパラと降っていた。
せっかく馬村とデートの約束をしている日曜日。
晴れていたら、遊園地に行くはずだった。
しかし、たまにしか会えないのに、会う予定をキャンセルするつもりはお互いなかった。
雪がパラついている為外は寒く、歩いていても身震いするぐらいで、2人が滅多に行かない映画館に足を運んだのもその為だった。


「なに見る?でも、結構混んでるね…。今の時間からすぐ見られるのにしよっか〜」
「そうだな…だと、すると…これか…」
「うん。私チケット買いに行ってくる!」
「じゃあ俺、飲みもんとか買ってくるわ。ほら、チケット代」
「ありがと!じゃあ買ったら、またここ集合ね」
そう言って、すずめはチケットカウンターへ、馬村はかなり並んでいる売店へと行った。
馬村は外にいるときに、すずめのことをあまり女の子扱いしない。すずめがそう望んでる節があるからだ。
それでも、たまに出てしまう甘い雰囲気は隠しようがないけれども。

先に戻ったすずめは、混み合っている売店へと視線を向けていると、後ろから肩を触られた。
「やっぱり!あんたが映画なんて珍しい!なに、馬村くんとデート?」
「ゆゆかちゃん!何してるの?」
「そんなの、見ればわかるでしょ!?」
と、視線の先には土牛の姿があった。
(そっか…うまくいってるんだ…。良かった)
すずめは、土牛先輩にあまりいい思い出がないが、とりあえずゆゆかの好きな人だから、悪い人ではないのだろうと、ぺこりと頭を下げる。
「すずめちゃん、久しぶりだね。いつかはごめんね」
そこへ、売店に行っていた馬村が驚いた様子で戻ってくる。
「あ、馬村〜。ゆゆかちゃんたちに会ったよ〜」
「ああ、見ればわかる」
「あんたたち、なんの映画見るの?あ、これかぁ、じゃあ一緒ね!」
「そうなの!?じゃあ映画見たら上のアミューズメントパーク一緒にどう?」
すずめは、馬村にチラリと視線を向けると、馬村は了解の意味で頷いた。
すずめのオフ日は、ほとんど馬村と過ごしている為、ゆゆかとは電話では話すが、全然会えていないことを知っていたからだった。
「私たちも、元々そこ行くつもりだったのよ」
「じゃあ映画終わったらね〜」
映画は指定席のため、予約で前もってチケットを取っていたゆゆかたちは真ん中のいい席へ、当日券のすずめたちはゆゆかより3列前になった。

始まって10分もしないうちに、すずめは寝息を立てて寝てしまっている。
(やっぱりな…)
馬村はため息をつきながらも、すずめの頭を自分の肩に乗せると、手を繋いだ。


映画は、ゆゆかがずっと見たかった邦画のラブストーリーで、本当なら画面に釘付け…のはずが、開始数分で寝て、彼氏の肩まくらにもたれかかるすずめのことが気になって仕方がなかった。

羨ましいと思った。

すずめはどんなことでも素直で、馬村と2人でいる時も甘えているに違いないから。
自分にはその素直さがまるでないから。

隣にいて、手を繋いでほしくても、恥ずかしくていい出せない…ゆゆかは、そんな自分が嫌いだった。

映画に集中出来ずに唇を噛み締めているゆゆかを、土牛が心配そうに覗き見る。
そして、ゆゆかの手を取り手のひらに『大丈夫?』と書いた。
ゆゆかは、そのまま手をキュッと握るとコクリと頷いた。

やっぱり映画の内容は、さっぱり頭に入ってこない。



「映画なかなか面白かったね〜」
土牛が言うと、女子2人の目が泳ぐ。
「そ…そうです…ね。あの銃撃戦とか…凄かったで…すね?」
「バカ…あれは違う映画の予告だ」
すずめは馬村に言われ、じゃあ馬村どんな話なのか説明してよと詰め寄る。
「俺は、寝てるおまえの世話で忙しかったんだよ!ほら、上のアミューズメントパーク行くんだろ?」
馬村はほらとすずめに手を差し出すと、すずめも当たり前のようにその手を取った。

「俺たちも行こうか?」
「あ、うん」
土牛はゆゆかの手を掴むと、馬村たちの後ろを歩き出す。

エスカレーターに乗ると、はしゃぐすずめが落ちないように繋いでいた手を腰に回した。それを後ろで見ていた土牛が、笑いながら話しかける。
「馬村くんってさ〜」
「えっ…はい?」
突然後ろから自分の名前を呼ばれたので、馬村は驚いて振り返る。
エスカレーターを降りて、受付に並びながら話の先を促す。
「いや…馬村くんは、そーいう甘々な雰囲気隠そうともしないんだな〜って、ちょっとビックリした。イチャつくカップルとか嫌いそうに見えるから」
馬村もすずめもイチャついている意識は全くなかったので、2人で目を合わせて首をかしげる。その間も繋いだ手を離すことはなかった。
「イチャついてるように…見えます?」
「うん…かなり…。ゆゆかちゃんが羨ましそうに見るぐらいはね」
「はっ!?別に羨ましそうになんか見てないわよ!」
ゆゆかが、心外そうに土牛を見る。
馬村は少し考えるように、天井を仰ぎみる。
「あ〜俺が心配なだけ…ですよ。こいつ、ちょっと目を離した隙に遭難するし、田舎育ちだから、人混み苦手で…避けられなくて色んな人にぶつかるから」
ゆゆかもそうだそうだ、とでも言うように、首を縦に振る。
「えっ…遭難って…、私、そんな心配させてるの?」
「おまえ…自覚なしか…」
馬村はため息をつくと、すずめを見て薄く笑った。

「ふーん、そっかぁ。…でも、映画館ですずめちゃんのおデコにキスしてたよね〜」
土牛がニヤリと笑って言うと、馬村は真っ赤になって凍りつく。


映画館の上の階、2階〜4階にあるアミューズメントパークは、ゲームセンターやボーリング、バッティングセンターまでもが全て室内にあり、何時間遊んでも料金は一律という、若者向けの施設だった。
4人は受付をしてから、パーク内のバッティングゲームで遊んだ。
ゆゆかは見ているだけだったが、すずめが100キロの球でホームランを出し、誰よりもうまかったことは言うまでもないだろう。
「あ〜もう、楽しい!ね、馬村!」
「そりゃ、良かったな」
はしゃぎながら笑って馬村を見ると、馬村も笑う。
馬村と土牛がゲームをし、順番待ちのすずめがゆゆかの隣に腰を下ろす。
「ゆゆかちゃん、先輩とうまくいってるみたいで良かった」
「まぁね…。でもあの人、私みたいな大学生と違って社会人だからさ、忙しいけどね」
あんたのとこと一緒だけど、とゆゆかは言う。
「ねぇ…あんたさ〜」
ゆゆかはどうしてもすずめに聞いておきたいことがあった。
「なに?」



「みなさーん、私ちょっと疲れちゃったから休憩〜」
バッティングゲームを1人で4回もやっていたすずめは、疲れからフリースペースの椅子に腰を下ろす。
「じゃあ、ちょうどお昼だから、ご飯にしようか?俺まとめて買ってくるよ。何でもいい?あ、ゆゆかちゃんも待ってていいよ」
土牛がアミューズメントパーク内にある、ハンバーガー店へ向かう。
「おまえは、はしゃぎすぎなんだよ…仕方ねぇな…座っとけ」
馬村は全員分の飲み物を買いに、自動販売機へと歩いていく。
「あ、私も手伝う」
「いってらっしゃーい」
ゆゆかも馬村の後をついて行く。


人数分のお茶を買い、すずめの待つ席へ戻る途中、ゆゆかが馬村に話しかける。
「ね〜馬村くん…ちょっと聞きたいんだけどね…。あのさ…すずめちゃんと、して、何か変わった?」
そう聞くと馬村は驚愕の表情を浮かべ、次の瞬間何を思い出したのか真っ赤になる。
いくら色々なことがバレバレとは言え、そんな話が出来るほど図太い神経は持ち合わせていない。
「はっ!?な、んでそんなことおまえに言わなきゃなんないんだよっ!そーいうのって、女同士の話だろっ!」
馬村に睨まれ、一瞬押し黙るがゆゆかは負けなかった。
「ふーん、すずめちゃんは教えてくれたけど…」
とチラリと馬村を横目に見る。
「えっ…」
「聞きたい?」
分かりやすく動揺した馬村に、さらに追い討ちをかける。
「馬村くんも教えてくれたら、すずめちゃんがなんて言ったか教えてあげるわよ?」
ニッコリ笑うゆゆかに、馬村は恐怖した。こいつやっぱりすずめと類友だと。
「つーか、何で、そんなことが聞きたいんだよ…?自分の彼氏に聞けばいいだろ」
「彼氏とはまだ、だから。男の人ってさ…1回やっちゃうとそういうのばっかりになるって言うじゃない?まぁ、馬村くんは違うんだろうけど…。だから…Hした後も気持ちはそんなに変わらないもんなのかなって思って。した後、すずめちゃんのことそういう風にしか見られなくならない?」
ゆゆかは真面目な顔で、馬村をジッと見つめる。
「別に…する前から、俺にとってはそういう存在だったから…。やらしい話だけど、おまえの言う『そういう風』にしか見てねぇよ。泣きそうな顔してたら抱き締めたくなるし、笑ってても抱き締めたくなるし。ただ…」
「ただ…?」
馬村は一呼吸吐いて、顔を背けると真っ赤になりながら、吐いて捨てるように言った。
「好きが、愛してるに変わったぐらいだろ!」
もうこれ以上は話さないぞと言わんばかりにゆゆかを無視して先を急ぐ。
フリースペースに座っているすずめの場所に、知らない男が近寄っていくのが見えた。
馬村は慌てたように、すずめの所に戻り、買ってきたペットボトルをドンッとテーブルに音を立てて置いた。
「俺の連れなんですけど…?何か?」
「あ、馬村〜?なんかね〜この人アイス買ってくれるって〜」
「はぁっ!?おまえ…分かりやすいナンパに引っかかんじゃねーよ!」
アイス云々と話しかけてきた男は、そそくさとその場を立ち去った。


ゆゆかが、土牛が4人分の食事を持ってくるのは大変だからと、ハンバーガー店に迎えに行くと、土牛はちょうど会計を済ませたところだった。
「ゆゆかちゃん…さっき、馬村くんと何話してたの?」
心配そうに尋ねる様子は、とても学園の王子とは思えない。
(この人…本当は、自分に自信なんてないんだろうな…)
「あの2人のノロケ話聞かされてたの」
「ふーん」


午後も目一杯遊んで、16時なる頃には4人ともクタクタだった。
ご飯を食べてから帰る、というすずめ達と別れて、ゆゆかは土牛と駅に向かう。
「馬村くんってさ〜すずめちゃんのこと大好きって見てるだけで分かるのよね…つうか、すずめしか眼中にありませんって感じ!」
「俺だってゆゆかちゃんのこと大好きって、見てるだけで分かると思うけどなぁ」
「先輩は…そのプレイボーイっぷるの止めたら、そう見えるかもね」
「プレイボーイって何よ…。俺はいつも超真面目です。でも、ゆゆかちゃん…2人っきりじゃないと全然甘えてくれないからなぁ。俺としては寂しいかな」
「だって…恥ずかしいし…あの2人みたいなのは、無理よ…」

(わたしだって、すずめちゃんみたいに素直になれたらって、思うけど…)

「ゆゆかちゃんは、そのままでいいよ…。俺は素直じゃないゆゆかちゃん好きだよ。ほら、その分俺が素直でいるからさ」
ほらと手を出されて、ゆゆかはその手をギュッと握る。
その手を強く引かれて、土牛の胸に倒れこむ。
「これぐらいは大丈夫なんでしょ?」
抱き締められ、ゆゆかは頷きながら土牛の肩口に顔を埋める。
「Wデートはもういいかな…次はゆゆかちゃんがいっぱい甘えてくれますように…」
そういえば…と、ふと思い出したように抱き締められたままゆゆかが言う。
「すずめちゃん、途中から帰りたそうだったわよね?」
疲れてたのかな…と心配そうに話す。
「あぁ、あれはしょうがないよ…。お昼の時、すずめちゃんナンパされてたでしょう?それにムカついた馬村くんがすずめちゃんを苛めたからだよ」
「苛めた…?馬村くんが?」
まさか…と訳も分からず聞き返すと、土牛がこっそり耳打ちしてくる。
「………」
ゆゆかは真っ赤になりながら、目をパチパチさせる。
「俺たちはゆっくりしようね…。待ってるからね」
ゆゆかは赤面のまま頷くしかなかった。


(あ、そういえば…馬村くんにすずめちゃんが何て言ってたか教えるの忘れちゃった…。まぁいいか。2人とも同じ気持ちだってことだもんね。
〝したら、もっと好きになるよ〝って)


fin

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プロフィール

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Author:オダワラアキ
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ひるなかの流星・花より男子・日々蝶々・君に届け・会長はメイド様の二次小説・創作置き場です。黒バス黄黒、青黒BLも書いております。
現在はオリジナルばっかりになってしまったなぁ。

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