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19歳…初めての夏 ※

君に届け【19歳、初めての夏】R18

爽子が風早翔太と出会って3年が過ぎ、爽子も今年19歳になる。しかし変わったのはお互いの呼び方ぐらいで、未だに付き合いたてのカップルみたいだと、千鶴にからかわれることもしばしばある。
爽子の大学も夏休みに入り、実家に帰省する予定だったが、その前に、翔太が爽子の一人暮らしの家を見たいと言うので、爽子の家で過ごしてから、翔太に爽子の家まで車で送ってもらうことにした。翔太は進路が決まってから早々に車の免許を取得したのだった。

翔太が遊びに来る日、爽子は日が上る時間に目が覚め、掃除をして、洗濯をして、朝ごはんを作って食べて、もう何もすることはないのに写真立ての位置を変えてみたり、冷蔵庫を開けてみたりしている。
(昨日あやねちゃんが変なこと言うからっ)

昨日の夜、すでに帰省しているあやねから電話があり、夏休み中に爽子の実家で集まろうと計画を立てたのだが、爽子はいつ帰ってくるのかという話の流れから、翌日に翔太が札幌に来ることを話したのだ。
爽子がただ純粋に楽しみにしていた、翔太の来訪はあやねの一言で全く形を変えることになってしまった。
『へぇぇ~、風早、爽子んちに来んの!?』
『う…うん?』
電話の向こうで、へぇ~、そっかぁ~、ついにか~と訳の分からないことを言うあやねに、何をそんなに驚いて入るのかと問うと、逆に驚かれる。
『え…だって、爽子も覚悟決めたってことでしょ…?』
『覚悟?ってなんの?』
『はぁぁ!?さーわーこーあんたねぇ…一人暮らししている女の子が、そう簡単に男を部屋に入れるもんじゃないの!部屋に入れるってことは、Hしてもいいって爽子が思ってるって…風早だってそう思うんじゃない?』
『え…えっち…って…きゃー!!ウソ…ウソ…そんなつもりじゃ…』
爽子は一気に顔が赤くなり、風早に家に来たいと言われて、いいよと答えたときすごく喜んでくれたのは、もしかしてそういう訳なのかと考えた。
電話の向こうでは、パニックになっている爽子が落ち着くまで取り合えず待っていようと、あやねがため息をついた。
『爽子…大丈夫?』
『う…うん…心臓がドキドキしてる…』
『でも、自然なことなんだからね…キスしたり抱き合ったりしてたら、もっと触りたくなるでしょ?好きだったら当たり前のことなんだよ…なーんて私だって本気の恋愛を知ってる訳じゃないけどさ』
あやねには、必ず報告すること、と言われたがもし本当にそうなってしまったら、報告なんて絶対に出来ないと爽子は思う。
あとは他愛ない話をして電話を切った。

あやねとの電話を思い出して、また顔を赤らめる。そして、ふと時計を見ると、すでに9時を過ぎていた。
なるべくゆっくり過ごせるようにと、向こうを6時半には出ると言っていたから、道が混んでいなければもうすぐ着くはずだった。
ほどなくして、車のエンジン音が聞こえると、爽子はサンダルを履いて外に出る。
やはり車を停めていたのは翔太で、爽子に気がつくといつもの爽やかな笑顔で笑ってくれる。
この前会ったのは、ゴールデンウィークに爽子が帰省した時だから、約3ヶ月ぶりになる。高校時代毎日顔を見ていたのが、今では嘘のようだ。
だから、会えるときくらいとびきりの笑顔で会いたいと思っているのに、あやねの言葉が頭から離れない。
それでもぎこちなく笑いながらも、爽子は嬉しそうに駆け寄った。
『翔太くん!』
『爽子っ!やっと顔見れた…』
翔太は両手で爽子の頬を包み間近で顔を見ると、そのまま引き寄せぎゅっと身体を抱き締めた。
『…ごめんっ。外だった!!つい…』
翔太は真っ赤になりながら、爽子を離す。
『う…ううんっ!入って入って!』
爽子の顔も赤く染まり、翔太の顔を直視することさえ出来ない。
『お邪魔しまーす…ってやっぱり綺麗にしてるなぁ』
『そんなに家具もないし、片付けやすいだけだよ~』
爽子は照れながら、翔太の座るクッションを用意する。
『あ、これケーキ…朝からどうかと思ったんだけど…途中で早くから空いてるとこ見つけてさ』
ありがとうとケーキを受け取る際に、翔太の手が触れあう。爽子はビクッと震え、手を引っ込めた。
『あ…ごめんなさい…ケーキありがとう』
今度は手が触れ合わないように受け取ると、真っ赤になった顔を隠すように俯く。
翔太のことを意識しすぎて、手が触れあうことですら、心臓が飛び出そうになる。
(どうしよう…私…恥ずかしい…)
『す…座ってて…今お茶入れるね』
キッチンに行こうと翔太に背を向けると、急に後ろから抱き締められた。
『爽子可愛すぎ…俺のこと凄い意識してる…』
『しょ…翔太くん!!ダメ…ダメ…私ほんとに心臓が飛び出ちゃう~』
『お茶要らないから、俺に抱き締められることに慣れてよ…』
抱き締められることに慣れるときが、いつか来るのだろうか。
いつもいつも、ドキドキして翔太の匂いに酔ったようにぼうっとして何も考えられなくなってしまう。
『慣れることなんて…ずっとないよ…』
爽子がふてくされたようにそう言うと、翔太は嬉しそうに笑った。
『爽子…キスしよっか…』
言い終わらないうちに、身体の向きを変えられ、唇を塞がれる。
『…んっ…はぁ』
壁に寄りかかった爽子の身体は、キスが深くなる度に下に落ちていき、身体を支えている翔太によってやっと立っている状態だった。
すがり付くように翔太のシャツを掴むと、より身体同士が密着することになる。
翔太の左手は爽子の腰に回され、右手は頭を引き寄せるようにして、深く唇を合わせる。
『しょう…た…くん…』
『爽子…ごめん…爽子はただ俺に会うのを楽しみにしててくれたの分かってるのに…俺爽子の家行くって決まったとき…こういうことばっかり…考えてた』
『私のことが…好きだから?』
『いや…大好きだから…』
懐かしいフレーズに2人は顔を見合わせて笑うと、また深く唇を重ねる。
(ほんとだね…あやねちゃん…好きだったら当たり前のことなんだ…)
ベッドに連れていかれる頃には、爽子の服も髪も乱れた状態で、翔太はそれを熱を帯びた目で見つめ、敢えて衣服を脱がさずに、爽子のシャツのボタンを第3ボタンまで外し、ブラジャーだけを外す。露になった形のよい胸をシャツの隙間から手を入れ愛撫する。
『あ…っん…』
上半身はシャツのはだけている部分から胸が露出していて、爽子が胸の愛撫に感じ、腰を捩る度に下着が見えるほどにスカートが捲り上がる。いっそのこと全て脱がしてくれた方がまだ恥ずかしくないかもしれないと爽子は感じた。
翔太は片方の胸の突起を指で弄りながら、もう片方を舌で愛撫する。
『あっ…はぁ…しょ…た君…』
爽子は堪らなくなって、翔太の頭にすがり付くようにするが、その様子はもっとしてほしいと誘っているようにしか見えない。
露になった太ももを手で撫でると、敏感になった爽子の身体はビクビクと跳ねた。
そして、すでに濡れている下着の上から舌を這わせる。
『…っ、やっ…あ…っ』
『…大丈夫…気持ちよくするだけだから』
爪で下着をコリコリと引っ掛くように触りながら、下着の隙間から忍び込んだ舌を秘部に入れる。
ヌチュヌチュと漏れ聞こえる音が、爽子の敏感な身体に余計刺激を与える。
『ひゃ…あっ…なんか…変になっちゃう…気持ちよくて…ダメ…も…触っちゃ…あっ…ダメッ!』
爽子の身体が一際大きく跳ねると、プチュッと音を立て下着がビショビショになるほど濡れていく。
『気持ちよかった…?』
爽子は荒い息を吐きながら、小さく頷く。
『じゃあ…もうちょっと…爽子の美味しい蜜飲ませて…』
翔太は爽子の衣服を全て脱がしてしまうと、足を大きく開かせ、またソコに口をつけ舌で愛撫をする。
『どこが気持ちいいの?…ココ?』
蜜の出ている回りをくるりと舐めると、ソコがピクッと震える。
『違うね…じゃあ…ココ…かな?』
もう少し上の突起を、舌で上下に舐めるとまた蜜がトロトロと溢れてくる。
『当たりだ…』
『う…っん、ソコ気持ちいいの…』
翔太はソコを執拗に舐め回し、爽子に気が遠くなるほどの快感を与えた。
『あぁっ…はぁ…んっ、またっ変になっちゃうよっ…』
『何度でもイッていいよ…』
『…っ、あぁっ!』
立て続けに2度イカされ、爽子の身体は快感を求めることしか出来なくなる。
イヤらしいほど、腰を上下に揺すり翔太を誘う。
翔太は荒く息を付き渇いた唇を舌で舐めると、爽子の中を指で慣らす。
痛くないように指で何度も何度も擦り、爽子が気持ちいいと言うとソコを執拗に攻めた。
『しょ…うた君…もぅっ…コレ…でしてっ…』
爽子にもSEXがどういう行いをするのかの知識はあったが、知識だけでは恐怖以外の何も気持ちにもならなかった。しかし、翔太の大きくなった性器を足で感じたとき、何故か恐怖よりも喜びが大きかったのだ。その為、爽子が翔太の性器に手を伸ばすことも自然な行いだった。
『…っ、いいの?怖くない?』
『翔太君も入れたら…気持ちよく…なる?』
『爽子に触ってるだけでも気持ちいいよ…でも、入れたくて…堪らない…って言ったら嫌いになる?』
『何があっても、どんなことしても、嫌いになんて…絶対にならない』
爽子は微笑みながら言うと、抱き付きながらキスをする。
『…っ、んっ…』
足を大きく開かせ、翔太が少しずつ入ってくると、爽子の口から苦しそうな吐息が漏れた。
『はっ…あ…っ』
『…っ、痛い…?もう少しだから、我慢できる?もう少し足の力抜いてみて…』
爽子が必死に頷き、翔太は両胸への愛撫をしながら腰を推し進めると、胸に意識が移った爽子の身体から力が抜けていく。
『ほら…全部入ったよ…』
『う…ん…なんか奥…いっぱいになっちゃった…』
『中…温かい…濡れてて気持ちいいよ』
翔太はゆっくりと律動を開始する。
『あっ…あっ…ん…ふぁ』
中を擦られる初めての感覚に、全身が総毛立つような快感を感じる。それは指とは比べ物にならないほどの快感で、爽子は我を忘れたように喘いだ。
(恥ずかしい…こんなに…声出ちゃって…)
爽子は恥ずかしさから、自分の手の甲を歯で噛んで声を押し殺そうとしたが、それを翔太に外される。
『爽子…もっと声だして…可愛い…』
『ひゃ…ん…ダメ…抑えられないっ…しょ…った君…』
ゆっくりだった律動が段々と激しさを増し、腰を打ち付ける音と同じタイミングでグチュグチュと湿った音が響く。
欲望のままに中を貪る翔太の口からも荒い吐息が漏れる。
『爽子のココ…ヌルヌルで…スゴいよ…気持ちよくなってきた…?』
『…あぁんっ…あ、はぁ…きもちいい…しょ…たくんの…大きいの…中でグチュグチュ…って』
『…っ!さわっ…こ』
爽子は訳も分からず思ったことを口にしているが、言われた翔太はたまったものではなく爽子の中で一際大きくなるのを感じ、思わず顔を赤くする。
『あっ…また…おっき…い』
『爽子…頼むから…手加減して…H過ぎ…』
想像以上の爽子の艶かしさと色香に、全くと言っていいほど余裕のなくなった翔太は、ただ自身の快感を求めるためだけに腰を動かした。
『んっ…あっ、あっ…あ、また…変になるっ…ダメ…イッちゃうっ!』
『…くっ』
爽子の身体が大きくビクビクと震えると、翔太もまた熱い体液を迸らせる。
『爽子…ごめん…足りない…』
自身で軽く扱き全て爽子のお腹へと出しきると、ヌチッと音をたて今度は簡単に爽子の中へと性器を入れる。
『あっ…あ…まだ…動いちゃ…っ、あっ』
イッた直後の敏感になった身体に、容赦なく腰を打ち付けた。
『はぁ…はぁ…ん』
抑えられない爽子の嬌声と、翔太の荒い息づかいが互いの快感をより高めていく。
『爽子…爽子…』
グチュグチュとわざと音をたてるように激しく動くと、爽子がそれに反応するかのように中をきゅっと締め付ける。
『翔太…君…好き…大好き…っ…気持ちいい…っあ…』
『俺…も…イキそうっ…』
『わたしも…』
唇を深く合わせながら、同時に絶頂を感じ、翔太の背中に回されていた爽子の手がパタリと落ちる。
気を失ってスースーと眠る爽子の身体を綺麗にし布団を掛けると、首の下にゆっくりと腕を入れ抱き締めるように優しく髪を撫でる。

爽子が目覚めると、目の前に綺麗に微笑む翔太の顔があった。
寝顔をずっと見られていたかと思うと、恥ずかしくなる。
『私…どれくらい寝てた?』
そう言った爽子の声は驚くほどかすれて、理由に思い当たるふしがありすぎるので、顔を真っ赤にして俯いた。
『んー30分ぐらいだよ…それより…はい、これ飲んで』
差し出されたカップを受け取り、口に含むと蜂蜜の甘い香りと、レモンの酸味が口に広がる。
『ありがとう…っ、これ…翔太君が作ったの?すごく美味しい…』
『でしょ?キッチンに蜂蜜あったから、使わせてもらったよ』
爽子はふと空腹を感じ時計を見ると、お昼を回ったところだった。自分達は3時間近くもベッドに居たことになる。
『あっ!!ごめん…もうお昼過ぎてるね!!ご飯作るよ!!』
爽子は時計を見て、ベッドから抜け出そうとすると、それを翔太に止められた。
『だーめ、まだ…身体辛いんじゃない…?』
『え…?身体…』
翔太に言われて動こうとしてみると、確かに、腰は重いし下半身は筋肉痛のような症状で、キッチンに立つのは無理かもしれないと爽子は思う。しかし、久しぶりに会う翔太の為に、色々と料理を作ってあげたかった気持ちもあった。
『翔太君にご飯作りたかったの…』
爽子はシュンとなるが、翔太は嬉しそうに微笑んで爽子の長い髪を撫でる。
『今日…泊まって、明日帰るのでも大丈夫?』
『えっ?うん!!そのつもりだったけど…?運転…大変だし…』
爽子が当たり前のように言うと、翔太は驚いた顔を見せる。最初は泊まるつもりはもちろんなく15時頃には家を出て、爽子の実家に向かうつもりだった。今日翔太が爽子の家に行くことを、お互いの両親も知っているからだ。でも、なんとなくいつ帰るとは親に言わなかったのは、ほんの少しの期待があったからかもしれない。
(素…なんだよなぁ…)
『爽子…頼むから、俺以外には危機意識を持ってね…運転大変だからって、他の男泊めたりしたらダメだからね』
『う…うん…』
爽子はよく分からないような顔をして頷く。
『じゃあ、今日泊まるから夕飯は作って?お昼は俺の奢りでデリにしよ?』
翔太の為に腕を奮えることに、嬉しそうに頷き、2人はデリバリーのチラシを広げていく。あれもいいこれもいいと、空腹の翔太は見たもの全て食べたそうな顔をしているが、意外にもテキパキと注文を済ませあとは待つだけとなった。
『翔太君…もらってほしいものがあるの…』
爽子は遠慮がちに口を開くと、ベッドの中から、翔太の後ろにある引き出しを指差した。
『真ん中の引き出し開けてくれる?』
『これ?』
中に入っていたのは、野球ボールのキーホルダーが着いた鍵だった。
『家の…鍵…なんだけど…もし…迷惑じゃなかったら、もらってほしい…っていうか…』
『え…?やべ…涙でそ…』
『えっ?えっ?大丈夫!?』
『すげー嬉しい…』
爽子をぎゅっと抱き締めるとありがとうと呟いた。
『爽子…悪いけど…夜、覚悟しといてね』
翔太はいつもの満開の桜を思い出す笑みを浮かべ、爽子の頬に軽くキスをした。

Fin

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