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Love me tender14最終話

Love me tender14 最終話



相変わらず、大学にバイトにと毎日忙しく過ごすつくしは、ここのところ非常階段へは行っていない。
と言うよりも、本当に忙しくて行けていない、が正しい。

先月から今月にかけて、バイト先が急に大掃除を始めたり、桜子に付き合っての合コン、類とのパーティと、立て続けにバイトに出られないことが続き、牧野家の経済事情は切迫していた。
それを取り戻すがごとく、休みなしでバイトを入れていた為に、非常階段へ行って一休みしているような余裕はなかった。

しかし、つくしの気持ちが〝友達の好き″ではなくなった今も、類とは変わらない付き合いが続いている。

バイトまでの僅かな時間を、図書館で類と過ごす。
結局2人の関係ははっきりしないままだったが、その時間がつくしにとっては何よりも大切であったから、それでいいかと思ってしまった。

ただ、以前よりも少しだけ甘い雰囲気が2人の間にはある。
それだけで幸せを感じることが出来るのだから、現金なものだ。





「牧野、はいこれ、お土産。バイト行く前に食べな」

図書館で勉強するつくしに、類が紙袋を手渡した。
いい香りが漂うその紙袋は、つくしでも分かる有名パティシエがオーナーの店のものだ。

「いいの!?ありがとう!!もしかして、バームクーヘン?美味しそう〜」

つくしが早速紙袋を開けて、中から小分けにされたバームクーヘンを取り出した。

「いただきます!…ん〜!!美味しい〜!!!」

つくしは足をバタバタしそうなほど、噛み締めて食べている。
もの凄く美味しいが喉が乾くな、と思っていると、ベストタイミングで紅茶が運ばれてくる。

「慌てて食べると喉に詰まるよ?ほら、紅茶飲みな」
「う、ん、ありがと」

類から貰ったものだが、自分だけ食べているのもどうかと思い紙袋を開けた。

「類も食べる?」
「お腹すいた」

類にしては珍しいこともあるもんだと、袋を1つ開けて手渡そうとすると、手首を掴まれた。
つくしの口の前に、手に持ったバームクーヘンを差し出され、意味も分からないままそれを口に含むと、類の唇が重なった。

「んっ…ん、はぁ…る、類っ、人に…見られちゃう…」

つくしの腰を引き寄せて、肩を強く抱くと、重ねた口の中のバームクーヘンが全てなくなるまで貪られた。

「いいよ…見られても。ん、美味しいね」

類はバームクーヘンを舌で味わうと、それを咀嚼して飲み込んだ。

いくら一人一人の机が大きく、隣の席との距離が離れているとはいえ、類と一緒にいるだけで充分目立つ。
図書館にいる学生全員に見られていると思ってもいいほどだ。

そして、言葉を失った女学生たちが放心したように、幸せそうに笑う類を見ていた。

音を立てて唇を離すと、つくしの瞳は濡れて艶を含む。

「俺…お腹空いてるんだよね…もっと頂戴?」

つくしは、類の唇が重なるのを瞳を閉じて待った。





甘い時間を過ごし、結局バイトの時間ギリギリになってしまった為に、またもや類の車でバイト先に急ぐ。

「あ、明日バイト久しぶりに休みでしょ?あきらのところで集まるらしいから来なよ」

「そうなんだ?図書館で勉強してから行くね」
「じゃあ、迎えに行くよ」
「ありがと、勉強しながら待ってるね」

車がバイト先の前に停まると、送ってくれてありがとうと礼を言って車を降りる。

つくしが店内に入っていくと、類の車から降りるところを窓から見ていた、バイトスタッフが一斉に振り向いた。

「おはようございま〜す!」
「「「つくしちゃん、おはよ〜」」」

つくしが着替えをしに更衣室へ入ると、スタッフたちは、またヒソヒソと話し始めた。

「あれで、付き合ってないなんて嘘だよね…」
「ラブラブじゃんね!いいなぁ、毎日バイトに送ってくれる彼氏…。しかもセレブな王子様じゃん、なにあのイケメン…笑った顔カッコよすぎでしょ!」
「あーあ、俺牧野さんのこと、結構本気で狙ってたのに…」

「「「勝ち目ないでしょ…」」」

全員からそう言われ男性スタッフはガックリと肩を落とした。





美作邸に着くと、広いリビングにつくし達以外は全員集まっていた。

「あっ、つくし来たよ〜!お疲れ様座って座って!!」

滋がつくしを迎えに立つと、全員が視線を向けた。

「遅くなってごめんね」
「牧野、おまえ最近休みなしで働いてるんだって?」
「へっ?あ、うん!まあ、元々休みなんてあってないようなもんだからね〜」
「倒れんなよ、マジで。っても、せっかくの休みに呼び出してんのは、俺らか」

総二郎とあきらは笑っていうが、本気で心配してくれているのは分かっていた。

「大丈夫!体力には自信あるからっ」

そう笑顔で返した時、ソファに座りワインを傾けている司が目に入る。
司とはもちろん、メープルでのパーティ以来で、どんな顔で会えばいいのか分からなかった。

それに、キス…されたんだよね。

犬に噛まれたようなものだと思って、忘れようとはしたが、類と過ごした時間が逆にそのことを思い出させた。
類の言う好きは本気で、司の言う好きが冗談だなんて、司を傷付けたくないから、自分の都合のいいように取っているだけだ。

司にとっては不要かもしれないが、それでも1度話をしなければならないと思っていた。

考えごとをしながら、ぼうっと立っていたようで、類がつくしの肩に手を置いた。

「ほら、立ってないで座りなよ」

促されてソファに腰掛けると、当たり前のように類がつくしの隣に座り、腰に手を回す。

桜子がニヤニヤしながら冷やかすように
2人を見て言った。

「花沢さんと牧野先輩ってもしかして…もしかしてですか?」

あまりのわざとらしさにつくしは焦って、桜子を睨む。
優紀も桜子の意図に気がついて、つくしと類を交互に見た。

「え?俺たち?恋人同士だよ。見れば分かるでしょ…ねぇ牧野?」
「そうなの!?」
「そうなのって…好きだよって言ったでしょ?」

1番驚いた様子のつくしに、何故今更そんなことを言わなければならないのかと、類は首を傾げた。

「えっ!!おまえら…マジかっ…」
「うわ…ってことは…」

あきらが、チラリと司に視線を送る。
司の想いは、幼馴染みの彼らにはもちろんバレバレで、それだけではなく、このメンバーの中でそれに気が付かなかったのは、当のつくし本人だけであっただろう。

「司…」

同じスペースに座っているのだから、聞こえていないはずがない。
何も言わない司に、全員が触らぬ神に祟りなしとでも言うように、話を終わらせようとした。
桜子としても、本来の目的は叶ったのだから雰囲気を悪くすることは望んでいない。

しかし、全員の気持ちとは裏腹に、話を続けたのは司だった。

「良かったな。おまえが類のこと好きなことは知ってたからな…ただ」

司はつくしを愛おしそうに見つめる。
良かったなと声を掛けるのは、司にまだ気持ちがあると知れば、気にしてしまうつくしの為。

だから、司は言わずにいると決めた。

「おまえが…類といて辛い時は、いつでも助けてやるよ」

″俺はきっと…おまえ以外の女を好きになることなんて出来ない″

そう言いたい気持ちを飲み込んだ。

「道明寺…」
「司、大丈夫だよ。辛い時なんて来ないから。ね、牧野」
「う…ん」

この時だけは、普段鈍いと言われるつくしにも、司の気持ちが分かってしまった。
司のその瞳が、好きだと愛していると告げてくる。
冗談、なんかじゃなかった。

でも、気が付いていないフリをしなければならない。
司がそうしてくれたように。





つくしは類と共に、あきらの母が好きだという色とりどりの花が咲く庭に出ていた。

「ねぇ、牧野…。さっきの話だけどさ」
「え…さっき…?」
「俺と付き合ってるって思ってなかったの?」

類が聞くと、部屋の中から窓を開けて2人の会話を聞いていた総二郎とあきらが声を掛ける。

「こらこら、類くん。初心者の牧野にそりゃ無理だろ」
「そうだぜ、まずは好きです、付き合いましょう、で返事をしてからの…ホニャララだろ?」

「あんたら…盗み聞き…?」

類は2人が上から現れたことには全く動じず、そりゃそうか…とどこか納得しているようだった。

「そっか…ごめん、牧野…順番間違えたね」
「えっ!?順番って。おまえら!まさかヤッたか?」

「ちょっとっ!あんたたちは部屋に入っててっ!!」

つくしは開いた窓をバンと締めると、類の手を引っ張った。
類はその手を恋人繋ぎに握り直すと、つくしの頬が赤く染まる。

手に入れたことが嬉しすぎて、忘れてたよ。
あんたがこんなことで赤くなるぐらい、俺のこと好きでいてくれること。

「牧野…俺の恋人になって?」
「…うん」

類はつくしを抱き締めると、つくしもその背中に手を回した。

「2人で消えちゃおうか?俺、まだお腹空いてるんだよね…」

つくしはその意味を察して、益々顔を赤くするが、小さく頷いた。


fin


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Love me tender13

Love me tender13



翌朝、類の車で家の前まで送ってもらい、眠い目を擦りながら自宅へと帰った。

「ただいま〜」

「「おかえり〜」」

部屋に入ると、娘の連絡なしの朝帰りを怒るどころか、目をキラキラさせて事の次第を聞きたそうな両親が、食卓を囲んでいた。

「ちょっと寝るね…今日もバイトあるし」

視線から逃れるように自室へ入ると、深く息を吐きその場にズルズルと座り込んだ。

「ねえちゃん?どうしたんだよ?花沢さんからもらったドレス、掛けておかないと皺になるんじゃない?」
「ぎゃっ!す、進!いるならいるって言いなさいよ!」

ビクッと肩を震わせて顔を上げると、勉強中の進が椅子に座ってこちらを向いていた。
類の名前を聞いただけで、今はいてもたってもいられない。
鏡を見なくても顔が火照っていくのが分かる。

「何言ってるんだよ?この狭い部屋で、言わなきゃ分からないってどういうこと?」
「そ、そ、そういう時もあるでしょ!?」

寝ると言ったはずのつくしが、進と話をしていることに、自分たちも割り込んでもいいかと思った千恵子が襖を開け、晴夫と共に部屋に入ってくる。
家具も置いてある四畳半の部屋に、家族全員が集まると圧迫感しかない。

「つくし。昨日は花沢さんと一緒だったのかい?」
「それとも道明寺さん?どちらと付き合ってるの?」

2人の中では、司でも類でも玉の輿ならどちらでもいいらしい。

「はぁ?どっちとも付き合ってないわよ!」

…付き合ってない、よね?
類から付き合おうとか言われたわけじゃないし。
好きだよとは言われたけど…。

そもそも、あたしと類とじゃ…。

そんなことをぐるぐる考えていると、目の前の晴男と千恵子の顔が益々輝いていく。

「まぁ〜聞いた!?好きだよ、ですって!!」
「やったな〜つくし!でもパパはちょっと寂しいぞ…」

またもや、すべて声に出ていたようで、つい思ったことが口に出てしまう癖が、この時ほど嫌になったことはない。





あたしと…類との関係。

類のことが好きだと気が付いてから、そんなことばかり考える。

初心だと自覚があるつくしとしては、付き合ってくださいという告白があり、手を繋いだり、その先のこともするものだと思っていた。
それら全てを吹っ飛ばして、まさか自分があんなことをしてしまうなんて思わなかったのだ。

しかし、自分からどういう関係なのかと聞く勇気もない。

そして携帯を手にすると、そういう時に限って必ずと言っていいほど、親友たちから連絡が入るのだ。

結局寝不足ではあったが、両親に質問攻めにされ落ち着く間もなかったつくしは、早々に家を出ることにした。






待ち合わせのカフェに到着すると、桜子と滋がオープンテラスに座っていた。
少し遠くからそれを見ていたつくしは、2人の醸し出す一般人とは異なる雰囲気に、周りの男性たちが何度もチラチラと見ていることに気が付いた。
ただ美人、というだけではない。
長年時間をかけて培ってきた、佇まいや振る舞い、それらが周りを惹きつける。

やっぱり、身分の違いってあるんだよね…。

自分のことを卑下しているわけではないけれど、類と付き合っている自分を想像することが出来ないのだ。


つくしが2人の席へと近づいて行くと、気が付いた滋が手を振る。

「桜子、滋さん!あれ、優紀は?まだ?」
「後ろにいますよ」

桜子がつくしの後方に指を向けると同時に、後ろから声を掛けられた。

「つくし!」
「優紀!何だ、優紀も今来たの?」
「うん。つくしの後ろ歩いてたみたい」

「T4揃ったね!」

注文を済ませて飲み物が運ばれてきたところで、桜子が先ほどから感じていた疑問を口に出す。

「先輩、何かありました?」

それは、長年の付き合いの優紀ももちろん気が付いていた。
寝ていないような疲れた顔をしていたし、何故か歩き方がおかしかった。
それに…。
優紀はつくしの胸元に視線を移す。

「えっ?な、な、何もないけどっ?」
「鎖骨に見えてるキスマークと関係あります?」

桜子に指摘され、身に覚えのあり過ぎるつくしは、慌てて胸元をシャツで隠す。

「えええっ!?つくしほんと!?誰と?」
「花沢さんしかいませんよね?」
「類くん!?」

驚いているのは滋だけで、桜子も優紀も何故相手が類だと分かるのだろう。

「な、なんで?」
「つくし、結構分かりやすいんだよ?自分ではわかんないと思うけど」

優紀が笑って言うと、桜子も頷いた。

「だって、花沢さんが来るとあからさまに安心したような、嬉しそうな顔しますもんね」
「そうそう、道明寺さんの時はちょっと警戒してるっていうか…そもそもつくしの態度とか会話が可愛くないし」
「花沢さんの前だと、可愛いですもんね〜赤くなっちゃって!」

「「確かに〜!!」」

こんなことで、桜子と優紀が意気投合するところを見られるとは思わなかったが、その内容が褒められているのか、貶されているのか分からない。

そもそも、つくしには類でも司の前でも態度を変えているつもりはなかった。

「へぇぇぇ〜つくしやるじゃん!」

2人の会話を聞いて、まぁそれも有りか〜などと呟いていた滋が、会話に加わった。

「ヤル!?ヤルって何を!?」

本日何度目かの茹で蛸状態に、もう隠し事など出来るはずもない。

「もう、墓穴掘りまくりですね…」
「つくし…」

優紀もまさかと頬を染めてつくしを見る。

「ってことは、やっと花沢さんと付き合うことになったんですね?」

「なってない…」

「「「はっ!?」」」

つくしは沈んだ声で、ポツポツと話し始める。

「言われてないし…」
「え…でも…したってことだよ、ね?」

優紀が聞きにくそうに問いかけると、つくしも恥ずかしそうに頷いた。

「う、うん…類に好きだって言われて…。でも、あたしたち付き合うって…考えられないよね。向こうは大金持ちのお坊ちゃんだよ!?釣り合わないよ…」
「つくし…」

優紀は、英徳に入学した当初の、馴染めなくて悩んでいた当時を知っていることもあり、つくしの気持ちも分かるのか、言葉をかけることが出来ないでいた。
しかし桜子は、対照的にウンザリしたようにため息を吐く。

「先輩ってそんな人でしたっけ?釣り合うとか、釣り合わないとか、そもそも身分の違いなんて気にする人じゃないですよね?なに、弱気になってるんです?」

桜子に続いて、滋も珍しく真面目な顔でつくしに言葉をかける。

「うん…確かに。らしくないと思う。だって、そういうこと全く気にしないつくしだから、F4と高等部の頃から友達になったんでしょ?そんなこと言ったら、私たちとも距離感じてるってことになるじゃん…」


そうだった。
最初からF4全員、ずば抜けた家柄を持ち、それに比例したような美貌で…そんなことは分かっていた。

それでも、友人として釣り合わないと感じたことなんて、一度もなかったし、冗談で貧乏なことを揶揄されたとしても、つくしの頑張りを馬鹿にするようなことを彼らはしなかった。

もちろん、彼女たちも。
むしろ、その存在にどれだけ助けられてきたか分からない。

…今まで類の家柄を気にしたことなんて一度もなかったのに。

ただ、非常階段で話すのが楽しくて、会えば嬉しくて、それだけだ。

「ごめ…あたし、こんな風に人のこと好きになるの初めてで…訳分かんなくなってる…ほんとごめん」

「恋は女を変えるんですね」

頬をほのかに赤く染め、伏せ目がちに話すつくしの表情には妙に色気があって、桜子はドキッとする。

「花沢さんも、先輩相手に手順を踏まないなんて、よっぽどですよ?」
「え…?」
「本当だったら、ちゃんと告白してからって思ってたはずですよ?」
「え、じゃあ…なんで?」
「さあ?それは知りませんけど…。どうせ、可愛い顔で誘ったんじゃないですか?」
「かっ…可愛いって…誘ってないし!」
「それですよ…今の顔。全く無自覚だから余計にタチ悪いですね」

元々素質は悪くないつくしが、類の前でだけ見せるであろう表情はより美しく、兼ね備えていた内面の美しさと相まって、きっとあの花沢類をも虜にするのだろう。

優紀も滋も顔を見合わせて、苦笑した。

「仕方ありませんね…今度顔を合わせる時に、先輩の不安取り除いてあげますよ」



***


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Love me tender12

Love me tender12

Rです。

***


スイートルームだけなのか、メープルの部屋がそういう嗜好なのかは分からないが、50畳はありそうな部屋の真ん中にガラス張りのジャグジーがある。
もちろん、他に普通のシャワールームもあるのだが、部屋の中央にあるジャグジーの主張が強過ぎて、それにつくしが気が付くことはなかった。

「一緒に入ろうか…?その方が恥ずかしくないでしょ?」
「えええっ!?」
「俺に外から見られてるのとどっちがいい?」

どっちも恥ずかしすぎるから嫌だ…。
しかし、拒否したところで結果は同じ、類に上手く丸め込まれるに決まっている。

「う…じゃあ、化粧…落としてくる…」

つくしが洗面所で顔を洗っている間、バスルームに入っていくと、丸いジャグジーにお湯を張り、サイドに置いてある薔薇の花びらを入れた。
数分もしないうちに、戻ったつくしに優しく手を差し伸べる。

「おいで…」

その笑顔に1度は治ったはずの、胸がまた高鳴る。

見慣れてるはずなのに…。

類の手を取りバスルームに入ると、類はつくしのドレスを脱がせた。
首の後ろのリボンを解くだけで、ハラリと柔らかい生地のドレスが落ちる。

「恥ずかしいから…類も早く脱いで」
「はいはい」

つくしは、何故自分が下着を着用していないのかに思い至る。

靴どころか、下着を着けないまま、走って、外に出て…。
あたしってば…なんてこと…。

「置いてきちゃった…下着…」
「ん?ちゃんと持ってきたよ?ほら」

類はポケットから、丸まったショーツを出すと、つくしに渡した。
受け取ったそれは、洗ったばかりかと思うほどに濡れていて、あまりの恥ずかしさに涙が滲む。

「そんな顔しないで?俺は嬉しいんだから」

類も手早く衣類を脱ぐと、裸のつくしを抱き締め、その背中を優しく撫でた。

それはあやすような動きではあったが、類の引き締まった身体や、その匂いを直に感じて、背中に触れられているだけで、つくしの口から漏れるのは熱い吐息に変わっていく。

「る…い…はぁ…っ」

ガラスの壁につくしを押し付け、深く口付けると、待ち侘びていたようにつくしもそれに応えた。

「んっ…んん」

類の引き締まった身体に手を這わせると、口付けが更に深く激しくなっていく。

「はぁっ…ん」

類がジャグジーにつくしを抱きかかえ一緒に入ると、まだあまり溜まっていなかった浴槽が2人分の体積でいっぱいになる。
浴室に溢れるほどの薔薇の香りに、酔ったように何も考えることが出来ない。

「んっん、はぁ…は、ん」

つくしを後ろから抱きかかえたまま両胸の突起を弄ると、すでに快感を知った身体はすぐに蕩けていく。

「る…いっ、ああっ」
「牧野…好きだよ…」





「類っ…類…もっ、ぅ、お願いっ」
「もう少しだけ、ね。痛くしたくないし」

揺れる腰を止めることが出来ずに、身を捩り足でシーツをかく。
キングサイズの大きなベッドで、身体中を舌で舐められ、指で何度もイカされて、類に触れられていない場所はどこにもないのではないかと思う程に愛された。
そして、大きく足を開かされるが、それを恥ずかしいと思う感覚すら、つくしには残っていなかった。

「ああっ、な、んか奥がおかし…っの、ジンジン…するっ」
「もっと、奥に欲しい?」
「う…んっ…欲しっ…ぃ、はっ、あ」
「じゃあ、そろそろいいかな…」

控え室ですでに熱くなった身体は、少しの刺激で充分すぎるほどに潤っていた。
それなのに、何か物足りないような快感を何度も与えられ、類に何度懇願してもまだダメと焦らされ、おかしくなりそうだった。

「これでも…多分、痛いよ?ゆっくりするから、掴まってな」
「う…んっ」

類が、熱く反り勃った自身に避妊具を着け、秘部にあてがうと、まだ知らない快感につくしの身体がブルリと震えた。
ゆっくりと入ってくる性器は、予想以上の大きさで、身体の中をざっくりと貫かれている感覚がつくしを襲う。

「んんっ…あああっ!」
「くっ…キツいね…」

貫かれているつくしもだが、類もまた締め付けられ苦しそうに顔を歪ませる。
それは挿れただけで、達してしまいそうな自身を必死で抑えている為であったが。

「…っ、そろそろ、慣れてきた?ごめん、ちょっと動くよ?」
「んんっ、あっ、っ…」

自身の性器に絡みつく愛液が、ゴム越しでもハッキリと感じる。
つくしがなるべく痛みを感じないように、ゆっくりと腰を揺らしながら推し進めると、最奥まで貫いた。

「ほら…分かる?全部入ったよ」
「はっ…ん、なん、かっ、おっきぃ…」

徐々に動きを早くしていくと、つくしの声が苦しいものから、甘く熱を帯びた喘ぎ声に変わっていく。

「ああぁっ!んっ…ソコ、ダメっ…」
「ココ?気持ちいいの?」

腰を動かすたびに接合部から、グチュグチュと水音が響き愛液が溢れてくる。
類は何度も同じ場所を突くと、つくしの快感を引き出そうとする。

「…っ気持ちよく…なってきた?はっ…くっ」
「気持ちいっ…ああっ!…っん」

トロンとした目で見つめるつくしの顔は妖艶で、どこまでも類を煽る。
類はつくしの太ももを高く持ち上げると、重なり合うように激しく腰を動かした。

「ああっ、あっん、あっ…奥、いいっ」
「っく、はぁっ、ほんと…気持ちいい」

ズブズブと挿入を繰り返しながら、つくしの女性器に愛液を擦り付けるように優しく指でクリクリと触ると、秘部が類の性器にうねるように絡みつき、類の肩を掴むつくしの手に力が入る。

「あっ、あっ!ダメッ、ダメぇ、ソコやぁっ!…ああぁぁっ!」
「はっ、はっ…も…俺もヤバイかも…っく」

つくしの身体に力が入りビクビクと震え、弓なりにしなると、次の瞬間脱力したようにベッドに崩れ落ちた。

類もつくしの中に欲望を吐き出し、大きく息を吐くと、恍惚とした表情のつくしに深く口付ける。
その口付けは、まだ熱を持っていて、つくしの中に入ったままの、類の性器も形を変えないままだ。

「もう1回させて?」

耳元で囁かれると、類が入ったままの秘部がキュッと締まる。
類に変えられたつくしの身体は、恐ろしく思う程に、快感を素直に受け入れた。
つくしは頷き類の背中に手を回すと、また快感の波に飲まれていく。


類の匂いも、この身体も、心も全て自分のものであればいいのに…。
こんなにも強欲になってしまった自分を知られたくはないけど。

「類…好き…」

初めて知った愛しいという気持ち。
届いていますか。


***


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Love me tender11

Love me tender11



ホテルのエントランスで、抱き合うカップルを、通行人やホテルのスタッフが何事かとチラリと横目に見るが、そこは誰しも大人の対応で見て見ぬ振りをした。
しかし、いくら離れがたいとは言っても、夜は冷えるこの時期、いつまでも外にいることは得策ではない。

それに…。

「ね、ホテル戻ろう?風邪ひいちゃうしさ。こんな格好で帰ったら驚くよ?パパとママが。それに足痛いでしょ?」

そう言って、口を開いたのは類だった。
つくしも、類のジャケットを羽織っているとはいっても流石に冷えるのか、ブルリと身体を震わせて頷く。
確かに、裸足のまま控え室から走ったつくしの足は、擦り剥けていてヒリヒリと痛んだ。

「あれ?道明寺は?」

キョロキョロと辺りを見回すが、先ほどまで類と共にいたはずの姿は、どこにも見えない。

「ん?帰ったよ。俺と2人っきりの方がよくない?」
「…う、ん…」

それにまだ、だしね。




類にお姫様抱っこでエントランスからロビーへと、スイートルーム専用のエレベーターへと乗せられる。
すれ違う人全員に見られ、恥ずかしさのあまり降ろしてと言うが、足の裏を擦りむいていることを告げられ降ろしてはもらえない。

「ぷっ…あんた、酷い顔…まあ、可愛いけど…」

かなり濃いめに化粧を施された後に、あれだけ泣き喚けばそれはそうだろう。

あたしみたいに、素がブサイクな女はしょうがないんです!
類は寝起きからしても、綺麗そうだしね!!

そう思いムッと口を尖らせると、類に笑いながら鼻をつままれる。

「しょうがないじゃ…ん…って、あっ!」
「なに?」
「ぎゃぁぁぁっ!やだっ〜!」
「……!?」

つくしは、エレベーターの中で、真っ赤になって座り込むと、控え室での行為を思い出す。
そして、それを司に見られたことも。

さ、さ、さ、最悪!!!!
しかも、類も何で平気そうなのっ!?
あんなとこ見られてんだよ!?

「もぅ、やだ…穴があったら入りたい…」
「ああ…くくっ、ほんと口から出過ぎ…隠しごと向いてないね」
「えっ!!また出てた?って、それより…あんなとこ見られて平気な方がおかしいでしょ!?」
「うん。俺も見せたくなかったけどね。良かったよ、あそこで最後までしてなくて」
「…最後?」

何を言われているのか、訳も分からずつくしはポカンと口を開ける。

「ほら、着いたよ。入って」

最後?最後?最後?
って、類の………ぎゃぁぁぁ!!!

つくしはボンと爆発しそうなほどに真っ赤になると、耐え切れずに類の首にギュウッと抱き着く。

「牧野…?ここ廊下だから、恥ずかしがるのは部屋で…ね」

類のそんな言葉にも、違う意味合いが含まれている気がして、意識し過ぎな自分が恥ずかしい。

世のカップルたちは、あんなこと平気でしてるの…?
なんか、勢いに流されちゃった気がするけど。

また…するのかな、類と。


ドアが静かに閉められると、絨毯の引いてある床にそっと降ろされる。
そして、途端に2人きりであることを意識してしまい、つくしは煩すぎる程に高鳴る心臓の音が、類に聞こえはしないかと深呼吸をして何とか治めようとする。

「くっ…あんたそれじゃあ、緊張してますって言ってるようなもんじゃない…」
「しょ、しょうがないでしょ!だって…」
「俺も同じだけどね…」
「えっ…?」

同じなわけはない、そう言おうとして目の前に立つ類を仰ぎ見ると、頬を微かに赤く染めていた。

「ごめん…俺、どうやってベッドに連れ込もうかって、今、そればっかり考えてる」
「ベッ…」

控え室での続きを匂わせる言葉に、つくしも真っ赤になり固まる。

「俺とするの嫌だった?」

類はつくしの腰を引き寄せ、逃れられる程度の力で抱き締めた。

嫌だったら、突き離していいよと。

つくしは黙って首を振り、類の唇がゆっくりと降りてくるのを受け止めた。

「シャワー…してもいい?」


***

↓ 類が言ったこのセリフ好きなんですよね…
ボールペン1発書きだから、下手だけど許してください(笑)

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Love me tender10

Love me tender10


司は、パーティが終わってからも、取引先の重役が入れ替わり立ち替わり訪れ、いつになったら解放されるのかと飽き飽きしていた。

会場にはすでに、類の姿もつくしの姿もない。
2人が、司のところに挨拶に来るとは思えなかったから期待はしていないが、仲睦まじく寄り添う姿は見ていて嬉しいものではない。

つうか、類の奴…今日のパートナーがあいつって…当て付けかよ。


さすがに気疲れし、やっと解放された頃には、会場にいるのは司とSPそれに秘書、あとは慌ただしく片付けをしていく従業員だけだった。

今日はこのままエレベーターで部屋に上がり寝るだけだ。
ウザったいSPと、明日の予定を事細かに伝えてくる秘書を早々に帰らせると、スイート専用のエレベーターへ向かうべく廊下を歩く。

もうパーティ関係者はだれも残っていないはずの、シンと静まり返るホテルの廊下から、呻き声のような音が聞こえてくる。

控え室…か?

いつもなら、そんなこと気にも留めないはずなのに、この日だけは予感があったのかもしれない。

控え室のドアを開け入ろうとすると、中からあられもない声が聞こえてきた。
どこかのカップルが紛れ込んだのかと、舌打ちをしドアを閉めようとしたが、女の舌ったらずに喘ぐ声の中に聞きたくもない言葉を聞くことになる。

「類っ…あっ…ん」





「おまえら…なにやってんの?なんか2人で楽しそうだな」

地を這うように不機嫌な低い声が、部屋に響いた。

「おまえのヤラシイ声…廊下にも聞こえてたぜ?」
「道…明寺…」

つくしは掠れた声で名を呼ぶと、ずり落ちたドレスを慌てて引き上げた。
類は司から隠すように、解いたリボンを首の後ろで結び直してくれる。

「司…邪魔しないでよ」
「するに決まってんだろっ!なぁ…類より俺が気持ちよくさせてやるよ…」

「おまえ素人じゃん…気持ちよくさせてやることなんて出来るの?」

類の言葉に、つくしの頬がピクリと動いた。

「あぁ?なんだと?」

ピリッとした空気をつくしの涙声がかき消した。

「類は…素人じゃないんだ…やっぱり他の人にもしてたんだ…」

涙で潤んだ瞳で、類を睨み付ける。

「牧野…?」
「もういいっ!」
「ちょっ…」

つくしは控え室のドアを乱暴に開けると、裸足のまま走り出した。
珍しく慌てたような顔で、類がつくしの後を追いかける。

乱れたドレス姿で、走るつくしを何事かとホテルのスタッフが見るが、あとから追いかけてくるのが道明寺財閥、花沢物産の御曹司と知ると、見なかったことにして視線をそらす。

階段を降り、ホテルのロビーを抜けて、タクシーやリムジンが多数停まるエントランスに出ると、類の手に捕まった。

「待て…って…はぁ、聞いて…」
「おまえっ、足、速すぎ…」

はぁはぁと喘ぐ御曹司2人をこんなにも慌てさせることが出来るのは、まだ少女のような面影を残したこの女だけであるとは、誰も知らないだろう。

「あんたたちが鈍ってんじゃないの?もう帰る」

類が上着を脱いで、肩が露わになっていて肌寒そうに震えるつくしに掛けようとするが、止めてと手で払われた。

「ねえ、なんで怒ってるの?」

類が首を傾げ綺麗な薄茶色の瞳をつくしに向けると、それだけでつくしは赤くなる顔を抑えられない。

つくしは、自分でも何故こんなにも腹が立つのか分からなかった。

「怒ってないっ…」
「俺が、他の女にも同じことしてたらイヤ?」

他の女…その言葉に、またつくしの目尻に涙が浮かぶ。

怒ってるわけじゃない…。
悲しかっただけなのだ。

「俺は牧野だけだぜ?類は他の女と遊んだらどうだ?」
「ちょっと司黙ってて」

こんなことで押し黙る司ではないが、泣きながら部屋を出て行ったつくしのことはやはり気にかかる。

「ねえ、イヤ?牧野だけだったらいいの?」

結局は類のジャケットを肩に掛けられて、ありがととボソリと呟く。
類はそのまま包み込むように、ジャケットごと抱き締めた。

「……っ」

類の香りが、あたしをおかしくする。

こんなの、あたしじゃない。

類の口から、他の女の子を匂わせる言葉を聞いてショックを受けたなんて。
それじゃあ、恋…してるみたい…。

「俺は…牧野と会ってから、他の女に興味ないよ」
「えっ…」
「言ったでしょ?好きだよって…信じてないの?」

本当に?

「静さん…は?」
「静?さぁ?弁護士の恋人がどうのって言ってた気がするけど…」

黒い瞳が、涙に濡れてゆらゆらと揺れる。

「おまえ、俺のこと好きでしょ?」
「……好き?」

それを確信したのは、つい先ほど。
つくしの肌に初めて触れた時。

それまでは自信なんてなかった。
司にキスされたんだろうと思うと、嫉妬でおかしくなりそうだった。

でも、触れるたびに、瞳に熱が帯びてくる。
俺と目が合うだけで頬を染める。

目は口ほどに物を言う、とはよく言ったものだ。

そもそも、好きでもない相手に身体を触らせたりしないでしょ?あんたは。

「俺のこと好きなんだよ」

決めつけるように言われて、つくしも今までに覚えのない感情を知り、これが恋なのかとやっと気が付いた。

「うん…好き…なんだと思う…」

類に抱き締められていて、顔を隠すように頷くが、類によって顔を持ち上げられる。
熱を含み潤んだ瞳が、類を見つめていた。





司はチッと舌打ちすると、エントランスで抱き合う2人を置き去りに、ロビーへと入って行った。

つくしの瞳には、すでに類の姿しか写っていない。
司がつくしを想うことは、つくしを苦しめるのかもしれない。
それでも…。

何故、親友が想いを遂げる時に、その場に居合わせなくてはならないのか。

つくしが、類を好きなことはすぐに分かった。
非常階段や、図書館で類と見つめ合っては、バカップル並みに頬を染めていたし、女は好きな奴の前ではこんな風になるのかと、俺の時には絶対にしない、類の名を呼ぶ甘い声と、あまりに可愛い態度に愕然としたものだ。

分かっていなかったのは、つくし本人と類ぐらいだろう。
類も当事者になると勘が鈍るらしい。

それでも、あの車の中の告白に賭けてみたかった。
結果は…このとおりだ。

ほとんど、なかったことにしやがった!!
あの、超絶ニブ女!

俺がどれだけいい男か、そのうち分からせてやるからな。

彼女の幸せを願うことは、自分だって同じ。
だから、今は類に預けてやるよ。


***


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