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お兄ちゃんとなら怖くない!(お兄ちゃんシリーズ2)

お兄ちゃんとなら怖くない!
お兄ちゃんシリーズ?第2弾w
第一弾で詳しい設定を知りたい方は、お兄ちゃんとは呼ばせない
http://odawaraaki.blog.fc2.com/blog-entry-698.html
を読んでくださいね



関東には巨大な台風が接近中、雨風ともに強まって大雨、洪水、暴風警報が出ていた。
高台にある花沢邸はよほどのことがなければ大丈夫だとは分かっているが、夜遅くなるにつれ雷まで激しく鳴り響きつくしは布団の中で耳を塞ぎ丸くなっていた。

こんな時に限って、お義父さんもお母さんも新婚旅行とか言って海外なんだもん…怖いよ~

つくしはとにかく音の大きなものが苦手だった。
映画館然り、突然バーンっとゾンビが出てくるようなホラーはDVDですらダメだ。
それでも家に誰かしらいてくれれば、喋りながら恐怖を紛らわせることが出来るのに、花沢邸では類が家に帰って来てるのかどうかも分からない。
義父と母の帰りは使用人が知らせてくれるが、類の帰りはつくしには分からない。
類が帰って来たら教えて欲しいなど図々しいことも言えなかった。

類…帰って来たのかな、部屋にいるかな…
あ、でも夕方から雨が酷かったから…帰って来られないとか…大丈夫かな…

つくしは自らの恐怖心もあったが、類がまだ仕事だったらこんな雨の中を帰って来たら危ないのではないかと思いやる。

連絡先も知らないし…いつもは夜遅くまで邸の管理をしている使用人たちも、自分の家の様子を見に行くため仕事を早めに終え、とっくに帰宅している。
類の部屋に行ってみようかと恐る恐るベッドから降りると、毛布を頭から被りズルズルと引き摺りながら部屋を出た。




激しく雨が窓を叩き、時折稲光りがカーテンを閉めていても部屋の中に映る。
その直後地面を叩きつけるような激しい轟音が聞こえ、類はふと上を見上げた。
もしかしたら停電になるかもしれない…今日は使用人は誰もいないがつくしは大丈夫だろうか。
つくしも二十歳を超えた大人だ、雷ぐらいで怖がりはしないかと思っていたが、どうも心配になり類はPCを操作していた手を止めて立ち上がる。
部屋を出ようとしたその時、自分の部屋のドアがノックされる音がした。

「つくし…?どうかした?」

今、この邸には自分とつくしの2人しかいないはずで、類は返事をする前にドアを開けた。
ドアの前では毛布に包まったつくしが、不安そうに類を見上げて立ち竦んでいる。

「類…帰ってたんだ…良かったぁ」
「ん…?怖かった?」

類はそんなはずないよねと聞いたつもりだったのだが、つくしが恥ずかしそうにコクリと頷く姿に類の心臓が音を立てる。

「雷…苦手なの…一緒にいてくれる?」

毛布に包まって類を上目遣いに見るつくしの姿に、下心が芽生えないはずがない。

「いいよ…入りな」
「うん…類がいなかったらどうしようかと思った」
「そうだね…雷で停電になることもあるし、一緒にいた方がいいかもね」
「停電?やだなぁ…ね、類…もう寝よ?一緒に寝ちゃえば…電気消えても怖くないでしょ?」

狼のところにプレゼントの生肉持って飛び込んでくる美味しそうなウサギちゃん…類にはそう見えていたのかもしれない。
つくしが類のシャツの袖をギュッと掴み、ねぇ一緒に寝よう?と上目遣いに潤んだ瞳を向ける。
そんなことを言われて据え膳食わない男などいないだろう。

「つくし…意味分かって言ってる?」
「うん…ね?お願い…一緒に寝て?」
「本当に?」
「うん…いいよ、類なら」

類が部屋の電気をリモコンを操作し消したことで、急に室内は真っ暗になる。
暗くなったことに驚いたつくしが小さく声を上げると、類は怖がらせないよう手を引いて感覚だけでベッドに座らせる。
ベッドサイドに置いてあるランプを点ければ、漸くオレンジ色の柔らかい光に包まれてつくしがホッと息を吐くのが見て取れた。

「つ、くし…?何してるの?」

いや、自分でももちろんそのつもりであったのだから、例えつくしがやる気満々にパジャマのボタンを外していても嬉しいことはあれ困りはしないのだが、出来れば脱がせるのは自分が…いや、つくしという類が想像していた女の子とのギャップを感じざるを得ない。

「だって…寝る時はキツイからブラ外したいの…」

つくしはテキパキとパジャマを脱ぎ捨てブラジャーを慣れた手つきでスルリと外すと、ベッドの下に落とした。
これで誘っていないはずないだろうと思うような白いレースのベビードール姿で、パジャマのズボンも脱いでいく。
類が共にベッドに入れば、胸に擦り寄って足を絡ませた。
無防備にも程がある…きっと本人にそのつもりはないのだろうが。

「いいって言ったよね?襲うよ?」
「類は…お兄ちゃんだか、ら…そんなこと…しない、もん…」

ベッドに入ると、つくしはすぐに睡魔に襲われたのか小さく欠伸をしながら、潤んだ視線を類に向ける。
そう、こっちのつくしの方が余程〝らしい〝と言える。

「こんなことだろうと思ったよ…」

少しだけ恨めしい気持ちでつくしの眠たそうな頬を撫でると、気持ちがいいのか類の手に頬を摺り寄せる。

「つくし…キスしていい?」
「ん…い、いよ…おやす、みの…キス…?」
「うん…そうとも言うかな…黙って…」

つくしの腰を引き寄せて啄むような口付けを送る。
男とは全く違う女性らしい柔らかい肌が、類の官能を呼び寄せた。

「ん…っ、ん…」

何度か唇を触れ合わせ開いた隙間に舌をねじ込むと、夢見心地でウットリとしていたつくしの目が薄く開いた。
類の首に腕を回し、つくしは自らの足を絡ませているため類の快感に直結する場所に太ももがあたる。

これ…結構ヤバイよね…

この天然小悪魔を快楽で懐柔することは容易いが、それをしないのはつくしの心も欲しいと思っている自分がいるからか。
苦しいのか眉を寄せて類の唇から逃れようと、つくしがもがく。

「はぁっ…ん…」
「可愛い声出さないでよ…我慢出来なくなる…」

一度合わせていた唇を離してやれば、眠さのせいだけではない濡れた瞳と視線が交わった。

「やっぱり…ちょっと…気持ちよくさせてあげるね」
「…?」

類はつくしのベビードールのフロント部分にある紐を解くと、オレンジ色の明かりに照らされたふっくらとした胸元を弄る。
胸元で立ち上がる赤い実を指で擦りあげれば、つくしの口からは堪らないといった嬌声があがった。

「ん…あぁっ…」

気持ちいいのか腰をくねらせて類の下半身を刺激する。
ただ身動ぐだけのそれが類にとっても焦らされているような感覚で、ダメだと分かっていながらもつくしの形のいい尻に触れる手が止まらない。
シルク地の触り心地のいいショーツの上から内股に触れる。

「あっ、ん…ダメ…」

指で触れる部分はしっとりと湿り気を帯びていて、軽くスライドさせれば類の足の間にあるつくしの太ももが敏感に震える。
ショーツの隙間に指を入れれば滑った愛液が秘部から溢れ出していた。
つくしが感じてくれることが嬉しくて、類の指の動きが早まる。
人差し指で敏感に立ち上がった突起を撫でれば、身体を震わせながら甘い喘ぎ声がつくしの口から絶え間なく漏れる。

「あぁっ、ん…そ、こ…なんか…や、変なの…っ、あ、はぁっ…」

足の間にも愛液が流れ落ち、指を動かすたびにクチュ、クチュっと湿った音が類の部屋に響く。
類の指の動きに合わせてつくしの腰が揺れ、濡れた音が類の聴覚を刺激する。
パジャマをずらし屹立した性器を空いている手で扱くと、すぐに先走りの体液が流れ出た。
つくしの秘部に指を抜き差ししながら、類は両手を濡らしていく。

「あぁぁっ、ん、も…ダ、メ…んんんーーーっ!」
「……っ」

つくしが大きく身体をしならせて、トプっと秘部から愛液を溢れさせると、類も手の中に体液を吐き出し脱力すると大きく息を吐いた。
心が欲しいなんて言っておきながら、全く抑えの効かない自分を苦々しく思いため息混じりにつくしを見ると、口を半開きにしてあどけない表情で眠りにつく姿があった。
いつの間にか、窓を叩きつけていた音が止みリーリーと虫の音が聞こえる。

「あ、雨止んだね…ってもう寝てるか…」

類はスヤスヤと眠るつくしの額にキスを落とすと、つくしを腕の中に抱き締め自分も目を瞑った。

まだまだ、先は長そうだーーー
取り敢えず目を覚ましたらこの鈍いお姫様への告白から始めようか


fin
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